ノロウイルスの脅威が去った時期に流行するのがロタウイルス。ともに嘔吐(おうと)と下痢が主な症状で、ロタウイルスはより重症度が高いといわれている。日本でもワクチン(商品名ロタリックス、ロタテック)が承認されているものの、自費で受けなければならない。一方、世界では政府の援助による定期接種を行っている国もある。その一つである米国では、定期接種化(乳児対象)から2年で成人のロタウイルス感染率が半減したとの研究結果が、1月23日発行の米医学誌「Clinical Infectious Diseases」(電子版)に発表された。報告した米エモリー大学のEvan J. Anderson氏らは「乳児への予防接種が地域でのロタウイルスの広がりを減らし、成人の感染率も減少させたのではないか」との見解を示している。 最新の感染性胃腸炎発生報告数と年間推移を見る