週刊誌のがん関連記事や広告は増加傾向、しかしその内容は...

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 著名人の訃報や闘病の様子など、病気や医療に関連する情報を目にしない日はない。中でも、国民の2人に1人がかかり、3人に1人が死亡するがんへの関心は高い。東京大学医学部の永田政義氏(泌尿器科)らが、日本で発行されている週刊誌のがん情報の量と質に関する調査を実施し、その結果を1月30日発行の英文医学誌「Japanese Jounal of Clinical Oncology(臨床腫瘍学の展望)」(電子版)に報告した。新聞やテレビと異なり、週刊誌でのがん報道や広告の実態を調査した報告は、これまでほとんどなかったという。永田氏らは、近年、週刊誌でのがん関連情報が増加傾向にあった一方、その内容には課題があったと指摘している。

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