国民病として子供から高齢者までがかかる花粉症。命に関わる可能性は低いものの、かゆみや鼻水などのアレルギー症状は日常生活の大きな支障となる。そのためにさまざまな治療法があるが、三番町ごきげんクリニック(東京都)の澤登雅一院長が訴えるのは、ビタミンDの重要性だ。免疫を調節し、花粉によるアレルギー反応を抑えるという。澤登院長は「薬などの標準治療はもちろん重要ですが、それを補助するのがビタミンD。特に花粉が飛び始める時期は日光を浴びる機会が少ないので、食事やサプリメント(栄養補助食品)から積極的に摂取して」としている。