脳卒中を起こすと、多くの場合は手足の麻痺(まひ)など、何らかの後遺症を抱えてしまう。杏林大学医学部付属病院(東京都)リハビリテーション科の岡島康友教授は「脳卒中のリハビリテーションの目的は、多くの場合、麻痺を治すことではなく、麻痺があっても歩けて、身の回りのことを1人でできるようになること」と話す。