腰痛の薬物療法の目的は痛みを取り、生活の質(QOL)を向上させることにある。駿河台日本大学病院(東京都)の小川節郎院長(麻酔科教授)は「急性の腰痛と慢性の腰痛では、痛みの生じる原因に違いがあり、効果のある薬物も異なります」と指摘する。