冬でも手のひらや足の裏にじっとりと汗をかく「掌蹠(しょうせき)多汗症」。若い人に多いが、病気と思わずに過ごしていて生活に支障を来すケースもあり、中には恋愛に影響している人もいるようだ。東京医科歯科大学医学部付属病院皮膚科では、患部の中心に汗を抑える溶液を塗る治療を行い、8割の患者で改善が見られている。同科の田中智子氏(発汗異常外来担当)に聞いた。