人口の高齢化とともに大腿(だいたい)骨頸(けい)部骨折が急増しており、寝たきり状態になるケースも多い。大腿骨頸部骨折とその後の病状について調査した帝京大学医学部(東京都)整形外科の松下隆主任教授は「リハビリテーションがうまくいっているかが大きく影響する」と指摘する。