急におなかが痛くなる子供の病気の代表例が急性虫垂炎、いわゆる盲腸だ。季節の変わり目など体調を崩したときに起こりやすい。幼い子供の場合は症状を的確に訴えられない上、進行が早く腹膜炎を併発し、命に関わる恐れもある。さいたま市立病院小児外科の中野美和子部長に聞いた。