皮膚がんは、顔など紫外線が当たる場所にできやすく、高齢者に多い。多くの種類があるが、比較的頻度が高い基底細胞がんと有棘(ゆうきょく)細胞がんについて、がん・感染症センター都立駒込病院皮膚科の吉野公二医長に聞いた。がんとその周辺の切除手術が治療の基本だが、有棘細胞がんで転移があれば抗がん薬による治療になるという。