がんや心臓病などとの関連が示されている化学物質「ビスフェノールA」。食品の容器などに広く使われているが、これにさらされることによって小児喘息(ぜんそく)にかかるリスクが1.5倍程度に上昇すると、米コロンビア大学公衆衛生学部のKathleen M. Donohue氏らが、米医学誌「Journal of Allergy and Clinical Immunology」3月号(2013; 131: 736-742)に報告した。