暑くなると肌を露出した服装をする機会が増え、転んだり何かにぶつかったりして体に切り傷や擦り傷を負うことが多くなる。傷が浅い場合は消毒しないで、体から染み出てくる滲出(しんしゅつ)液をふき取らずに潤いを保つ「湿潤療法」で対応すれば、傷の治りが早くなるという。国立成育医療センター(東京都)形成外科の金子剛医長に聞いた。