他の疾患と誤解されやすい病気があるが、手のひらや足の裏などに水膨れ(水疱=すいほう)や、膿(うみ)を持った水膨れ(膿疱=のうほう)ができる掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)もその一つ。水虫と間違えたり、骨や関節の痛みと手足の症状が結び付かなかったりする人が多い。適切な治療を受けるには、まず病態に対する理解が必要だ。