夫婦生活への懸念や不安が強い人は、免疫機能が落ちているかもしれない―。そんな研究結果が、米オハイオ州立大学行動医学研究所のLisa M. Jaremka氏らによって、米医学誌「Psychological Science」(2013; 24: 272-279)に発表された。夫婦28組を検討した結果、相手との関係に懸念や不安を抱く「愛着不安」(attachment anxiety)が強い夫婦はストレスのレベルが高く、免疫に重要な役割を果たすT細胞の数が少なかったという。