日本人の三大死因の一つが脳卒中だが、その中で最も多いのが脳梗塞だ。発見が遅れると後遺症を残しやすいばかりか、命にも関わりかねない。半身麻痺(まひ)やろれつが回らない、視野が欠けるなどがあったらすぐに救急車を呼んでほしいと、東京都済生会中央病院の高木誠院長(神経内科)は助言する。