悲しくもなく、目にごみが入ったわけでもないのに、いつも涙があふれる―。これを流涙症という。東邦大学医療センター大橋病院(東京都)眼科の矢部比呂夫准教授は「治療は鼻から内視鏡を入れて、涙を排出する涙道を新しく作る手術が主流になっています」と話す。