皮膚病の一つ乾癬(かんせん)は、重症例では治療が難しい面があったが、2010年1月から生物学的製剤という薬を使った新しい治療法が用いられるようになった。東邦大学医療センター大橋病院(東京都)皮膚科の向井秀樹教授は「有効性は非常に高いのですが、治療費が高額で副作用の心配もあるので、医師とよく話をしてから受けてください」と助言する。