免疫を調整する働きを持つビタミンD。不足することで脳卒中やがん、糖尿病、骨折など、さまざまな病気になるリスクが高まると指摘されている。こうした中、ドイツがん研究センターのBen Schöttker氏らは、ビタミンD不足によって死亡リスクが1.7倍になると、米医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」4月号(2013; 97: 782-793)に発表した。特に、肺炎など呼吸器疾患による死亡は2.5倍に上昇するという。(関連記事)