――それにしてもつらい体験でしたね。 なぜ? ってよく聞かれるんですよ、インタビューとかで。あなたはなぜ「西城秀樹」を捨てて、ありのままで生きるってことを選んだんですか? って。でも、「なぜ?」ってなぜ聞くの? と思います。 そうしないといられないんですよ、生きてられないんですよって思う。「前を向いて頑張るよ」っていうことしかないんですよ、僕に残された道は...。だって、結果を求めちゃったら悔しいじゃないですか。今はだから、とにかく目の前のことをやろうと思っています。