風疹流行の中、胎児の感染診断が困難に...いったいなぜ?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本産科婦人科学会(日産婦)と日本産婦人科医会は5月8日、国立感染症研究所(東京都)で行われている胎児の風疹(三日ばしか)感染が疑われる場合の、妊婦の羊水検査について、実施が困難な状況になっていると発表した。風疹流行に伴う感染妊婦の増加で産科施設への相談が増えていることから、産科関係者からは困惑の声も聞かれる。1990年初めに、日本で羊水などによる風疹ウイルスの遺伝子検査を開発、実用化した理化学研究所新興・再興感染症研究ネットワーク推進センター(東京都)の加藤茂孝氏(元感染研)に、胎児の風疹診断について聞いた。

最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る

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