大気汚染で子供が糖尿病に? インスリン抵抗性上昇

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 ドイツ糖尿病研究センターのElisabeth Thiering氏らは、10歳の男女397人を対象に検討した結果、自動車に関連した大気汚染物質に長期間、高いレベルでさらされた場合、インスリン抵抗性が上昇していたことを、5月11日発行の欧州医学誌「Diabetologia」(電子版)で報告した。幹線道路から自宅までの距離とも関連していることが示されたという。インスリン抵抗性は、体が取り込む糖の量を調節するインスリンに対しての反応が鈍くなることで、糖尿病の前段階ともいわれている。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする