子供の発症率は低いとされていた花粉症だが、用賀アレルギークリニック(東京都)の永倉俊和院長は「近年は2~3歳から発症するケースが見受けられます」と、低年齢化を指摘している。小児に特有の症状は特になく、成人のそれと変わらないという。ただし、治療法においては、ステロイド薬(セレスタミンシロップ)の長期服用などで成長抑制を来す場合もあり、注意すべき点もある。