厚生労働省は1月7日、公式サイトで、米国内で大きな波紋を呼んだ米国予防医療サービス対策委員会による「40歳以上のマンモグラフィーによる乳がん定期検診を推奨しない」という新勧告を受け、現在の見解を示した。それによると、日本では米国と違い、乳がんの好発年齢が40~50歳であること、今回の米国の勧告を日本に当てはめることは妥当ではない、との専門家の意見があることなどから、現時点で対象年齢を変更することはないとしている。