書痙(しょけい)は字を書こうとすると、自分の意思とは無関係に筋肉がこわばってしまい、字が書きづらくなってしまう。国立精神・神経医療研究センター(東京都)第3神経内科の坂本崇医長は「心の問題と間違えられることもありますが、筋肉が緊張異常を来す上肢ジストニアという病気です」と指摘する。