在宅介護で大きな問題となる床擦れは、いったんできると治りにくく、介護する側にとっても大きな負担となる。「一番大切なのは床擦れをつくらないこと。その症状や原因について、家族が理解することが大切です」と、聖路加看護大学(東京都)の亀井智子教授(老年看護学)はアドバイスする。