高齢人口や独り住まいの増加などを背景に、うつ病にかかる高齢者が多くなっている。65歳以上では軽症例を含めると約15%に見られ、若い人のケースと比べて体の症状が前面に出やすく、自殺率も高い。最悪の事態を避けるには家族や周囲の注意が欠かせない。