理化学研究所は4月1日、小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表したSTAP細胞の論文(Nature 2014; 505: 641-647、676-680)の不正疑惑に関する調査委員会の最終報告を受け、今後の対応を発表した。細胞が多能性を持つまでの過程(STAP現象)の再現性については、論文にあったリンパ球からだけでなく他の分化細胞での検証も行うとしている。しかし、これで全てが解決するのだろうか。(関連記事:STAP細胞論文の疑惑2点を「意図的不正」認定)