肥満や喫煙が健康に対して悪い影響を与えることから、米国では近年、減量や禁煙に成功した従業員に対して報奨金を支払う企業が増えてきた。米ミシガン大学医学部のJeffrey T. Kullgren氏らは、減量を成功した人に報奨金100ドル(約1万円)を渡すより、5人グループ内での減量成功者が500ドル(約5万円)を山分けにするという方式にした方が、より高い効果が得られたとの研究結果を、米医学誌「Annals of Internal Medicine」(2013; 158: 505-514)に報告した。