大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできる出っ張り(隆起)のこと。がん研有明病院(東京都)消化器内科の五十嵐正広部長は「ポリープとは形態を表す言葉で、良性か悪性かを示すものではありません。大腸ポリープには、がんになるものもあれば、ならないものもあるのです」と説明する。がんでない「腺腫」でも4~5%ががんになるため、切除した方がよいという。