イタリア・フマニタス研究病院のGianluigi Taverna氏らは、特別な訓練を施した2匹のイヌに前立腺がんの患者とそうでない人の尿を嗅ぎ分けさせたところ、100%に近い精度で前立腺がんが当てられたと、5月16~21日に開かれた米国泌尿器科学会の会合(AUA 2014、米フロリダ州オーランド)で報告した。ただし、実用化には越えなければならない多くの壁があるようだ。