食後1~2時間以内に強めの運動をすると、体全体にじんましんが出て呼吸が荒くなり、血圧が下がって立っていられなくなる症状が起きることがある。食物依存性運動誘発アナフィラキシーと呼ばれ、男子中学生に多く、小麦製品やエビやカニなどの食べ物と運動が原因とみられる。救急措置が必要となる。東京都立小児総合医療センターからだの専門診療部アレルギー科の赤沢晃部長に聞いた。