「笑い」や「生きがい」など、前向きの感情が医療の場で注目されている。「高血圧や脳卒中、糖尿病など生活習慣病の予防に役立つという調査結果があります」と、大阪大学医学部の大平哲也招聘(しょうへい)教授(公衆衛生学)は笑いの効用を説く。それには、笑いによってストレスホルモンが減ることが関係しているという。