夏に子供がかかりやすい病気の一つが手足口病だ。手、足、口の中に2~3ミリの水疱(すいほう=水ぶくれ)ができるが、たちが悪いものではなく、自然に治ることが多い。「まれに重い症状が出ることもあるので、その場合は早めに受診を」と、国立感染症研究所(東京都)感染症情報センター病原診断室の藤本嗣人室長は助言する。 最新の手足口病発生報告数と年間推移を見る