皮膚が赤く盛り上がり、銀白色の粉が剥がれ落ちる尋常性乾癬(かんせん)。1,000人に1人の割合で発症し、患者数は全国に10万人といわれている。「最近では、心筋梗塞の危険因子の一つとして考えられるようになってきました」と京都大学医学部付属病院皮膚科の谷岡未樹講師は注意を呼びかける。