世界の子供の死因...1位は肺炎、2位は下痢

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 肺炎や下痢は、日本のように衛生環境や栄養状態などが良い国では比較的軽い病気と捉えられているが、発展途上国などではまだまだ命を脅かす恐ろしい病気であり続けている。米ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部のChrista L. Fischer Walker氏らは、公衆衛生の専門家による国際共同団体とともに調査を行った結果、肺炎と下痢が世界の子供の主な死因であることが分かったと、英医学誌「Lancet」(2013; 381: 1405-1416)に報告した。2011年に肺炎で死亡した5歳未満の子供は130万人、下痢は70万人に上り、この二つが死因の3割を占めているという。

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