耳管狭窄(きょうさく)症は、耳が詰まっている感じや小さな声が聞こえにくいなどの症状が起こる。背景には風邪や副鼻腔(びくう)炎(蓄膿=ちくのう=症)などがあり、放置しておくと重い難聴になる恐れがある。特に年配者は、早めに耳鼻咽喉科を受診した方がよいという。杏林大学医学部(東京都)耳鼻咽喉科の守田雅弘准教授に聞いた。