カネボウ化粧品と子会社のリサージ、エキップが製造販売していた美白化粧品54商品で肌がまだらに白くなる白斑様症状が生じたとの多数の報告があり、同社による自主回収や診療に関する対応が始まっている。これを受けて日本皮膚科学会は7月17日、特別委員会(委員長=藤田保健衛生大学・松永佳世子教授)を設置するとともに、公式サイトでQ&A集を発表した。医療者向けの手引きだが、一般に役立つ情報も掲載されている。また、7月24日現在で診療ができる施設も紹介している。