睡眠不足だと脳の老化早い―シンガポール研究

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 超高齢社会を迎え、病気の制限なく生活できる健康寿命が注目されている(関連記事:)。それを阻むものの一つとして挙げられるのが、認知症など認知機能の低下だ。こうした中、シンガポール国立大学医学大学院のJune Lo氏らは、睡眠時間が短い高齢者では脳の老化が早いとの研究結果を、米医学誌「Sleep」(2014; 37: 1171-1178)に発表した。睡眠時間が1時間短いと、1年ごとに脳の隙間が0.59%拡大した、つまり、脳が縮んでいったという。

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