自殺の危険度、血液検査で分かるように? 関連要素を特定

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 2013年に警察庁が把握した自殺数は全国で2万7,283人で、2年続いて3万人を下回った。しかし、世界的に見ると依然としてトップレベルの多さだ。もし、自殺する危険性が高い人を事前に把握できれば、効果的な説得や治療ができるかもしれない―。米ジョンズホプキンス大学医学部のZachary Kaminsky氏は、自殺に関わる遺伝子的な要素を特定し、7月30日発行の米医学誌「American Journal of Psychiatry」(電子版)に報告した。これらの要素は血液でも測定できたことから、Kaminsky氏らは「今後、血液検査で自殺する危険性を予測できるかもしれない」と期待を示している。

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