原因が何であれ腎臓が慢性的に障害されたり、機能が慢性的に低下したりしている状態を慢性腎臓病(CKD)という。自覚症状がないまま進行し、悪化すると透析治療や腎移植が必要になることがある。聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県)腎臓・高血圧内科の木村健二郎教授は「高血圧や糖尿病など生活習慣病を原因とするケースが増えています」と注意を促す。