欧米の調査などを見ると、ホワイトカラー(事務労働者)に比べてブルーカラー(肉体労働者)の方が死亡リスクが高いとされているが、日本の調査では必ずしも該当しないとの報告が発表されていた。ところが、自治医科大学(栃木県)の研究グループは、日本でも男性はブルーカラーの方が死亡リスクが高いとする調査結果を、8月1日発行の英医学誌「BMJ Open」(2013; 3: e002690)に発表した。ただし、女性ではこうした関係が見られなかったという。