白内障は主に加齢が原因で起こる目の病気。70歳代では約84%、80歳代ではほぼ100%の人が発症するといわれる。順天堂大学医学部付属順天堂東京江東高齢者医療センター(東京都)眼科の小野浩一科長(准教授)は「若い時に視力が良くても、いずれはかかります。60歳代以降で目がかすむ、まぶしいなどの症状が出たら、白内障の可能性があります」と指摘する。