"アンジー効果"で遺伝子検査受ける女性倍増―カナダ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが昨年、遺伝子検査を受けた結果から、まだがんを発症していない乳房を切除したことを公表し、世界から注目を浴びた(関連記事:A・ジョリーの遺伝子検査と予防的乳房切除は受けるべきか)。この告白は多くの女性に影響を与えたことが、カナダの調査から示唆された。カナダ・オデットがんセンターのJacques Raphael氏は、ジョリーさんの告白の境に同センターで遺伝子検査などを受ける女性が倍増したことを、9月4~6日に米サンフランシスコで開かれた米国臨床腫瘍学会の会合で発表した。公表の理由を「がんのリスクにさらされながら生きている可能性があることを、多くの女性が知らずにいるので」としていたジョリーさんの狙い通りになった形だ。

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