統合失調症は、思春期から青年期に発症することが多い脳と心の病気。東邦大学医学部(東京都大田区)精神神経医学講座の水野雅文教授は「かつては、長期間にわたって専門病院での入院治療が必要とされていました。しかし近年、早期発見・治療によって、十分な社会的自立が可能になっています」と話す。