前立腺がんにかかる人が急増している中、薄毛のタイプによって悪性度の高い前立腺がんにかかりやすいことが分かったようだ。米国立衛生研究所のCindy Ke Zhou氏らは、45歳の時点で前頭部と頭頂部が薄い男性は、のちに悪性度の高い前立腺がんになる危険性が約40%高かったと、9月15日発行の米医学誌「Journal of Clinical Oncology」(電子版)に報告した。なお、悪性度の低い前立腺がんとは関連が認められなかったという。