川崎市健康安全研究所(神奈川県)の三崎貴子さんらは9月18日、国立感染症研究所の公式サイトなどで、同市内で予防接種を受けた12日後に風疹にかかった人に関して報告した。この人物は39歳の男性で、市の助成を受けて今年6月にワクチンを接種。その12日後、発疹などの症状が出現していた。その後の遺伝子解析で、男性からはワクチンで使われている種類ではないウイルス(野生株)が検出され、ワクチンで抗体を獲得する前に風疹にかかったことが分かった。 最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る