2008年のリーマン・ショックから5年目を迎え、世界経済に回復の兆しを知らせるニュースが報道されている。こうした中、香港大学自殺研究予防センターのShu-Sen Chang准教授らは、リーマン・ショック後に働く世代の男性自殺者が世界的に増加していたと、9月17日発行の英医学誌「BMJ」(2013; 347: f5239)に報告した。Chang氏らは、経済危機は自殺の大きなリスクとしている。