高齢化に伴って認知症が増えているが、その中でも増加しているのがアルツハイマー病だ。アルツハイマー病患者の脳内では「アミロイドβ(ベータ)」というタンパク質が多くたまっていることが分かっているが、高齢者では寝不足や睡眠の質が悪くてもアミロイドβの蓄積が見られたと、米ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生学部のAdam P. Spira氏らが、10月21日発行の米医学誌「JAMA Neurology」(電子版)に報告した。