インフルエンザの予防に欠かせないワクチンだが、効果はそれだけではないかもしれない。カナダ・ウイメンズカレッジ病院のJacob A. Udell氏らは、心臓病になる危険性の高い人を対象に調べた研究を解析したところ、インフルエンザワクチンを接種した人では心臓病の発生が36%低かったと、10月23日発行の米医学誌「JAMA」(2013; 310: 1711-1720)に報告した。 最新のインフルエンザ発生報告数と年間推移を見る