「中学生を対象としたメンタルヘルス(心の健康、精神衛生)のケアに関する教育は必要だ」―多くの教師が感じているにもかかわらず、教材不足などから充分な教育がなされていない現状がある。これを踏まえ、精神・神経科学振興財団は11月下旬、中学生を対象にしたメンタルヘルスケアの教育に役立つ副読本『悩みは、がまんするしかないのかな?』を発行する。マンガを中心とした内容で、今年度は東京、神奈川、千葉、埼玉の各都県の公立中学校を中心に、希望校へ無料配布する予定だ。