早産の可能性がある場合、子供の肺の発達を促すために妊婦に対してステロイド薬を注射することが医療現場で行われている。しかし、英インペリアル・カレッジ・ロンドン疫学・生物統計学部のNatasha Khalife氏らは、フィンランドのデータを解析したところ、この処置が注意欠陥・多動性障害(ADHD)などのメンタルヘルス(精神衛生)に悪影響を与えると、11月22日発行の米科学誌「PLoS One」(電子版)に報告した。